絵本を通じて育む親子の絆|読み聞かせが与える心理的効果

「絵本って、やっぱりいいよね」と言われる理由

出産祝いで絵本をもらったときや、育児を始めて「読み聞かせをしようかな」と思ったとき、
「なんとなく良さそう」ではなく、本当に子どもの心に良い影響を与えることを知っていましたか?

実は、絵本の読み聞かせには、
親子の心をつなぐ力や、子どもの感情や言葉を育てる効果がしっかりとあることが、たくさんの研究で明らかになっています。

この記事では、そのことをやさしく解説していきます。

① 親の声が、子どもにとっての「安心のもと」になる

絵本を読んであげるとき、子どもは内容を理解する以上に、親のぬくもりをしっかり感じ取っています。
赤ちゃんの時期から続けることで、**「安心できる人がそばにいる」**という感覚が育ち、情緒の安定につながると言われています。

実際に、日本の大学の研究でも、
「絵本をよく読んでもらっている子どもは、落ち着いていたり、不安が少なかったりする傾向がある」と報告されています。
(川畑優美・酒井朗/東京家政学院大学 2014)

② 心のやりとりが「共感力」を育てる

絵本を通して、「この子は悲しそうだね」「どう思ったんだろうね」と会話することってありますよね。
そうした『小さな気持ちの共有』の積み重ねが、子どもの共感力
他人を思いやる力を育ててくれるんです。

海外の研究でも、
「親子で絵本を読むときに生まれるやりとり」が、子どもの社会性感情の理解にプラスに働くことがわかっています。
(Farrant & Zubrick, 2012)

③ 絵本の時間は、親にとっても「癒しの時間」

毎日育児に追われるなかで、子どもが絵本に集中してくれている時間って、親にとっても少しホッとできる時間かもしれません。
「今日もちゃんと読めたな」「笑ってくれたな」――そんな小さな成功体験が、親自身の心にも良い影響を与えることが、複数の研究でわかっています。

実際、親子で絵本を読む習慣があると、子どもが落ち着いていて、親の育児ストレスも少なめという結果も出ているんです。
(Bus et al., 1995)

④ 言葉の力と「気持ちを表す力」が育つ

絵本には、日常の会話ではあまり使わないような言葉や表現が豊富に詰まっていますよね。
そうした言葉に触れることで、子どもの語彙力が伸びるだけでなく、「気持ちを言葉にする力」も育っていきます。

特に、登場人物の気持ちに寄り添いながら話したり、「どう感じた?」と声をかけることで、子ども自身が少しずつ自分の感情を整理する力を身につけていきます。
(Snow, 1983)

⑤ 上手に読むより「楽しく読めたね」が大切

「声に抑揚をつけたほうがいいのかな?」
「感情を込めて読まなきゃいけない?」

そんな風に考える必要はありません。子どもが一番喜ぶのは、「大好きな人が、自分のために絵本を読んでくれる」ということだからです。

さらに、ただ読むだけでなく、「このページ、好き?」「これ知ってる?」と声をかけながら読むと、言葉のやりとりが増えて、もっと楽しい時間になります。
この方法は“対話的読み聞かせ”と呼ばれ、実はとても効果的だとわかっています。
(Whitehurst et al., 1988)

まとめ|絵本は「心の記憶」になる

絵本の時間は、子どもだけでなく、親子の心が触れ合い、つながる大切なひとときです。
「読んであげた時間」は、後になっても親子双方の心に温かな思い出として刻まれます。

毎日でなくても大丈夫。お気に入りの一冊を何度でも繰り返してもいいのです。
「うまく読もう」と気負うよりも、「一緒に楽しむ」気持ちを大切に、今日もページをめくってみてくださいね。

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